取手の家に泥棒が入っていました

この件、当日にSNSではつぶやいたけど、いまのSNSの配信なんてあてにならないので報告を簡単にブログに残しておきます。

なぜ「簡単に」かと言うと、この件については同人誌を出すことに決めたので、詳細な内容はそこで書くことにしようと思うからです(笑)。

 

そもそも「取手の家」とは?

自分が今は亡き両親から相続した、茨城県取手市にある庭付き一戸建てです。

45年くらい前に親父が建てたもので、自分も社会人になるまではそこから柏の高校と飯田橋の大学に通っていました。15年くらい前に親が死んだ頃は居住に適していたものですが(葬儀の際に関係者が宿泊したり)、10年くらい前に自分が相続してからは倉庫代わりに使用して庭掃除などもしていたものの、数年前に水道が壊れて漏水したため水道を解約したことからトイレも使えない状態になったので今は居住も考えずに庭掃除などの手間をかけるのをやめ、倉庫としてだけ使用していました。電気は生きています。ガスは停めました。

2024年春に、レンタルビデオ屋の一軒分の段ボール80箱ほどのビデオを丸ごと引き取ることにしたのも「とりあえず取手の家に置けばいいや」という目算があったためです。それは期待通りに機能しました。

 

ここ数年の半放置状態

数年前に水道が壊れたものの、倉庫として使用することは可能だったわけですが、自分が50歳を超え心臓をやらかしたりする都度、そろそろオレが死んだらあの取手の家と、その中のものはどうやって処分できるんだと考え始めたものです。

俺が先に死んだら女房に中にあるものを含めてぜんぶ相続させるのは既定路線としても、換金性が良く高価なものならまだしも、昔の同人誌とか古雑誌とか、かさばるばかりで大したものはありません。あれを相続させても始末に困る未来しか見えず、捨て値で業者に投げるか最悪ゴミにしかならなそう。

そして2024年に段ボール80箱のVHS(多くはエロビデオ)を置いてから「一体どーすんだこれ」の状態が決定的になりました。

このため何年か前からは、もう取手の家に新小岩の自宅からは荷物を持っていくのは止めて、逆に取手の家から新小岩の自宅に少しずつ荷物を持ち帰るようにしました。
とくに換金性の高いものなどから先に(代表的なのはマジックの未開封箱とか…あのへんは値段のつく高額ボックスとかは、一応は存在を知った人間から目をつけられての盗難も心配だったので速攻で新小岩に持ち帰りましたが)。

最終的には、取手の家の中のモノを全部出したら、あそこは不動産屋に更地にするのを前提に売却してしまいたいものです。築45年の、水道も使えない家自体ははっきり「資産」でなく「負債」でもあるので…。まあそのための最大の障害は今や「段ボール80箱のビデオ」であるのですけどね(笑)。

しかし新小岩の自宅も最初から手狭なのでこの作業も遅々として進まず、ことに庭仕事のために女房も誘わなくなった(=トイレが使えないので長時間の労働は困難)最近では、休日に自分1人で行くだけで、この夏は暑かったことでもあるので放置しがちになっていました。記録では、最後に訪れたのは2025年4月29日でした。

 

盗難の判明

そして2025年11月24日に、久々に取手の家に自分は荷物の回収作業に行くことにしました。

実は「大昔の同人誌の回収作業」などを進めていたのです…。

そして(この日は午後に宅配便を予約して同人誌の箱の運び出しを行う予定があったので)比較的早めの10時には家に到着した自分。

この夏にまるまる来なかったので、玄関までの階段や通路などにもたくさん雑草や枝が生い茂っているのに「うわ…」と思いつつそれらをまたいで玄関にたどりつくと、玄関のドアがぴったり閉まっていない状態(幸い、開放はしてませんでした)。

「あ…」と思ってノブを回すと、施錠もされておらず普通に開きました。これは、やられたねと確信。さすがに作業を終えて出ていく際に自分は施錠はしています。

とりあえず中に入って、ブレーカーを上げて家の中の電灯をつけ、さらにリビングの窓を開けてシャッターの雨戸を開けました(古いガタついたモノなので換気のため数十センチ)。

そしてリビングに座って一息入れてから、スマホで「110番」に電話します。

(つづく)


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