アベツカサ先生の前史メモ

現在「葬送のフリーレン」の連載開始からのサンデーのバックナンバーの収集なども行っているわけですが、その過程でふと「そういえばフリーレンより前のアベツカサ先生の作品とかデビュー作とかも、ノーチェックだったけど昔のサンデーに掲載されているようなら収集対象にするか…」とか考え始めたので。

山田鐘人せんせいについてはそれより前の単体コミックスも出ているんで、こちらも同様に整理しました。

基本的にはWikipediaに掲載されているアベツカサ先生の情報の裏取りを進めています。マンガペディアからの孫引きでもありますが。

 

年月日作品名
2016/1/13図書室の水と油新世代サンデー賞、2015年11月期・努力賞。この時点で20歳。Web「くらぶサンデー」よりスクショを保全 
2016/2/3週刊少年サンデー2016年10号。
「新世代サンデー賞2015年11月期」の最終選考発表。
「図書室の水と油」の講評つき。
 
正直、画力についてこの時点でここまでの絶賛ぶりだったとは思いませんでした。まあストーリーについては「もっとがんばりましょう」ですが(笑)。
2017/5カノン
(32ページ)
「週刊少年サンデーS」2017年6月号。デビュー作。単行本未収録。この時期だけペンネーム「阿部司佐」を使っています。

   

普通に「期待の新人」枠であったと思われます。
2018/6MEET UP(24ページ)第82回・新人コミック大賞・佳作。この時点で23歳。青山剛昌・田中モトユキ・畑健二郎・藤田和日郎せんせいによる講評あり。最終選考はサンデー本誌29号に掲載されている筈  ですが、一応小学館のサイトのスクショは保全。

小学館のサイトでぜんぶ読めます(ありがたや)ので、これはご自分でリンクを辿って読んでください。ノンブルが入っていますが掲載誌と号数は不明。単行本未収録。
2020/2殺人鬼vs.殺人鬼
(32ページ)
「週刊少年サンデーS」2020年3月号の別冊付録「サンデーmini」に掲載。単行本未収録。

 

この頃はフリーレンの連載開始2か月前なので本誌連載は決定済で準備中であった筈だと思われますが、それには触れられていません。
2020/4葬送のフリーレン「週刊少年サンデー」2020年第22・23合併号にて、山田鐘人せんせいの原作による連載を開始。以後の活躍はご存じの通り。

やはりこれは「山田鐘人さんの原作に、この巧い新人の絵を組ませてファンタジーをやろう」という企画(2018年後半あたりの話なのかなあ)をものにできた編集の勝利と考えるべきなんでしょう。

 

「週刊少年サンデー」2018年29号は、古書収集対象リストに入れて引き続き捜索中です。


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