Global Dilemmaのゲームのメインの内容が、この労働者の割り当てによる生産です。以下、具体的に方法を述べますが、正直なところ面倒臭いです。
というよりもこのゲームは、はっきり言ってこの面倒臭さを楽しむゲームであると言えなくもありません。
不要な商品を生産しないようにする
まずは最初はチュートリアルですので、生産ラインを単純化して鋤とマスケット銃の生産はしないことにします(KittyCatであればそれで十分に勝てますし、それでも十二分に最初は複雑です)。
具体的には、まずは画面の硫黄(Sulfer)と石炭(Coal)と火薬(Gunpowder)と鉄(Iron)と鋤(Iron Plow)とマスケット銃(Musket)については、Workersの所をクリックして初期状態の0のまま「ロック」しましょう。
これでこれらの商品には、以後の操作で労働者は割り当てられなくなります。

これによって、プレイヤーが行うべきことは、食料(Food)をマイナスにしないように注意しつつ(=必要な農工具を生産しつつ)、なるべく多くの剣(Sword)を生産することに単純化できます。
剣と農工具の生産
生産フローで示されているように、農工具の生産には銑鉄(Pig Iron)が必要であり、剣の生産には銑鉄と材木(Lumber)が必要です。
そして銑鉄の生産には木炭(Charcoal)と鉄鉱石(Iron Ore)が必要であり、木炭の生産には材木が必要です。

これら農工具・剣・銑鉄・木炭・材木・鉄鉱石のおのおのに対して必要な労働者を割り当てることで、おのおのの生産量は決定されます。
それではいよいよ「各商品ごとの労働者の人数」を決定していきましょう。
画面の農工具(Farm Tools)をクリックすると、農工具の生産画面に遷移します。

この画面から読み取れる重要な情報は、以下の通りです。
- 農工具の生産には労働者が76人当てられている
- 農工具の生産のためには銑鉄と材木が必要 である
- 材木が(-5)になっている
ここで農工具を生産する労働者だけを増やしても(材木が足りないので)農工具の生産が増えないというのをまず理解してください。
すなわち農工具の生産を増やすためには、材木の生産を増やす必要があります。
では次に材木のアイコンをクリックして材木の生産画面に遷移しましょう。

- 材木の生産には37名が割り当てられている
- 材木は木炭と農工具の材料になっている
- 材木が5不足している(=余剰Surplusが-5)
ことが分かります。
材木の生産を増やすには(他の商品は不要で)労働者を単純に増やせば良いので、ここで画面中央のスライダーを1回クリックして「材木に38人」を割り当てましょう。これで材木の余剰が7、すなわち木炭と農工具の必要な分を補えて、木炭と農工具の生産を材木が阻害することがなくなりました。

それでは「Summary」ボタンを押して、一覧画面に戻ってみましょう。

以上で、このゲームでの生産に必要な 「操作」についての説明は終了です。
あとは次の点に留意しながら全体を見て調整を続ける作業になります。
- 食料(Food)はマイナスにさえならなければ良いので、現在は214余っているものをできるだけゼロに近づける。
- 生産に不要な商品はゼロのままで固定する。
- そのうえでなるべく多くの剣(Sword)を生産できるようにする。現在はゼロであり、このままでは戦争はできません。
途中経過は省略しますが、細かく捜査して最適化できればこのくらいの数字になります。すなわち291の剣を生産できるようになりました。

ヒント:全体の人数を確定させる際には、ある商品の労働者を仮決めするなり、その設定人数を即座にロックしてから別の商品画面に移動して、そちらの労働者の数字を操作するようにします。
そうしないと、いまある商品に設定したばかりの人数が別の商品の人数をいじった結果として勝手に変動して、わけがわからないことになりますので…。
武器を生産出来たら戦争を行えます。メニューの「Next Phase」を実行します。
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