プレイヤーズコンベンション愛知2023 大乱闘戦 11/26(日)

この日は大乱闘戦しかやりませんでしたので、その記録。まさかの優勝しました。

https://ssl.bigmagic.net/players_convention/aichi2023

 

取りレア

  • 《失せろ/Get Lost(LCI)》
  • 《深根の巡礼/Deeproot Pilgrimage(LCI)》
  • 《タリアンの日誌/Tarrian’s Journal(LCI)》
  • 《嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaur(LCI)》
  • 《床岩の亀/Bedrock Tortoise(LCI)》
  • 《大いなる扉、マツァラントリ/Matzalantli, the Great Door(LCI)》

お土産ナシ。正直なところ、残念系だとは思いました。まあ《失せろ/Get Lost(LCI)》は構築級の除去ではありますが…。

 

構築デッキ

プールを睨めっこしつつ、除去の多さで白黒に決定。大乱闘戦ではLO死も考慮する必要があったので、デッキを何枚にするかを思案するも、ケースの中のリミテ用スリーブが50枚あったので50枚に決定。白黒でデッキに入りそうなスペルを数えると30枚あったので、ではスペル30枚の土地20枚と雑に決定する。

Creature: 18

  • 《遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat(LCI)》
  • 《注意深い太陽写し/Attentive Sunscribe(LCI)》
  • 《鉄脚の野心家/Ironpaw Aspirant(LCI)》
  • 《千の月の撃ち手/Thousand Moons Crackshot(LCI)》
  • 《薄暮の残響/Echo of Dusk(LCI)》
  • 《バルトロメ・デル・プレシディオ/Bartolome del Presidio(LCI)》
  • 《コンパスのノーム/Compass Gnome(LCI)》
  • 《発掘現場の保存者/Digsite Conservator(LCI)》
  • 《泣き叫ぶ幻影/Screaming Phantom(LCI)》
  • 《順応する宝石護り/Adaptive Gemguard(LCI)》
  • 《オルテカの雲衛兵/Oltec Cloud Guard(LCI)》
  • 《同族怒りのマイコイド/Broodrage Mycoid(LCI)》
  • 《ヴィトの審問官/Vito’s Inquisitor(LCI)》
  • 《歩く彫像の攪乱者/Disruptor Wanderglyph(LCI)》
  • 《駆け回る偵察兵/Scampering Surveyor(LCI)》
  • 《始源の齧り虫/Primordial Gnawer(LCI)》
  • 《浮遊石の巡礼者/Hoverstone Pilgrim(LCI)》
  • 《飛翔する砂翼/Soaring Sandwing(LCI)》

Non-Creature Spell: 12

  • 《薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary(LCI)》
  • 《解体ハンマー/Deconstruction Hammer(LCI)》
  • 《救いの手/Helping Hand(LCI)》
  • 《オテクランの目印/Oteclan Landmark(LCI)》
  • 《死の重み/Dead Weight(LCI)》
  • 《狩人の吹き矢/Hunter’s Blowgun(LCI)》
  • 《失せろ/Get Lost(LCI)》
  • 《不屈の菌類/Fungal Fortitude(LCI)》
  • 《タリアンの日誌/Tarrian’s Journal(LCI)》
  • 《税血の刃/Tithing Blade(LCI)》
  • 《更なるチャンス/Another Chance(LCI)》
  • 《流砂の渦巻き/Quicksand Whirlpool(LCI)》

Lands: 20

  • 《魅惑の洞窟/Captivating Cave(LCI)》
  • 《有望な鉱脈/Promising Vein(LCI)》
  • 《平地/Plains》*9
  • 《沼/Swamp》*9

ゲームをひっくり返すような爆弾レアの類、なし。構築級は《失せろ/Get Lost(LCI)》くらいで、あとはコモンの大型もないザ・リミテッドなプール。殴り勝てる見込みがまるでなし。正直「まあ速攻で倒されれば、15時からのシールドにまだ間に合うかな…」と思ってました。

12:50 ゲーム開始

 

序盤を乗り切る

初手で《遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat(LCI)》が出て、空からちくちく殴り続けて1点回復。他は左を殴れる戦力がないので、ひたすらクリーチャーを出して守りを固めるも、地上は右からのパワー3を1:1交換で停められるヤツも置けなかったので、殴られ続けてライフが8に。「あー、このまま死ぬか」と思うも、そこそこクリーチャーが展開できて《歩く彫像の攪乱者/Disruptor Wanderglyph(LCI)》(3/4)も立ったので右の攻撃も停まりがちになり(2つ右もいるからね)、5マナ域になったので《魅惑の洞窟/Captivating Cave(LCI)》を生け贄にして《遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat(LCI)》を3/3飛行絆魂にする。この頃には左が飛行1/4を出していたので、「すいません、殴って3/3で回復だけさせて貰っていいですか」「どうぞー」という感じで友情が成立したので以降は3点を回復し続けてどうにか生き残りの目途がつく。

今回のMVP

ただしこの頃には右が《動揺するアルティサウルス/Panicked Altisaur(LCI)》を出してきて「エンドに両隣に2点」をやってきたので、「ライフが1ずつ増えるようになって死ななくなった」だけの状態がしばらく続きます。この頃には《順応する宝石護り/Adaptive Gemguard(LCI)》も着地したので、ブロックに回らないパーマネントをタップさせて+1/+1を乗せるなども開始できるように。最初の脱落者が出たというアナウンス。14時を回っていたので、とりあえず「15時シールド参加はなくなった」ので「これが終わったら帰ろう」の構え。

14:05 1時間が経過

 

真の友情が成立

そのまままったり経過して、毎ターン「すいません、3点回復いいすか」を左に続けつつ右は防いでパーマネントを置き続ける。左を倒せるあてはないので獲得賞品0パックで終わりそうではあるのだが、まあ楽しい。まったり統率者ってこんな感じなんだろうかとか思った。とはいえこちらの盤面もそこそこ地味エンジンが揃って回り始めてきた。

  • 《順応する宝石護り/Adaptive Gemguard(LCI)》が、2つタップして+1/+1を乗せ続けるようになった。
  • ちなみにかなりやり忘れたし、なんならターンに複数回起動もできたのにというヌルいプレイ。まあ左を殴りに行く気はなく立っていたので、7/7を超えたあたりで割とどうでもよくなりましたが。
  • 《同族怒りのマイコイド/Broodrage Mycoid(LCI)》が出ている状態で、《ヴィトの審問官/Vito’s Inquisitor(LCI)》または《バルトロメ・デル・プレシディオ/Bartolome del Presidio(LCI)》でどうでもいいのを生け贄にして+1/+1を乗せ、ターン終了時にブロックできない1/1ファンガスを出したうえ、《遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat(LCI)》で占術1をして土地を底に送る。次のターンからは1/1ファンガスを生け贄にして同じことをやり続け、より地上は盤石の体制になる。
  • 占術した際に《浮遊石の巡礼者/Hoverstone Pilgrim(LCI)》が出たので、少し考えて底に送る。こいつの出番はライブラリーアウトが見えてからだからなー(これも重要な勝因でした)。
  • 《狩人の吹き矢/Hunter’s Blowgun(LCI)》も引けたので、地上デカに装備させて対空防御もより万全に。
  • 《税血の刃/Tithing Blade(LCI)》を引いたので、唱えてから裏返して左右に1点と自分の1点回復を続けられるようになりました。
  • ただし、しばらくカードの効果を間違えていて「2点回復」してました。

なおこちらが左に殴りに行く気がないということは左にも好都合な話であるわけなので、左は防御は残しつつも2つ左を殴りに行っていました。また左プレイヤーも《遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat(LCI)》を出して似たようなことをやっていたので、あちらもライフは回復し続けで、こちらが不意に気を変えてやぶれかぶれで裏切っても一撃では殺せない状況にもなりました。左はさらに協力的になり「その《薄暮の残響/Echo of Dusk(LCI)》はもう絆魂を持ってますよね?こちらは毎ターン出る1/1(そういうデッキでした)でチャンプブロックするだけですからそれも殴って回復していいですよ」というアドバイスまでいただく。お言葉に甘えて装備して殴っては立っているヤツに装備し直して、毎回7点ずつ回復できるようになりライフがガンガン上がります。いずれは右から化け物が来て即死になるとは思うけど、とりあえずかなり死亡は遠くなりました。左プレイヤーにとってもこちらが「壁」で立っているのは明白に好都合なので、ここで真の友情が成立。まあこちらが左を殴って1パック獲得の目はないけど、もしかしてトップ8とかになると追加賞品パックがあるのかな?とかやや期待。

2時間が経過。ゆっくりエンジンが完成。右への防御に全振り。

 

はまさん退場

実は右も左も2つ隣より先はあんまり真面目に見ていなかったのですが、なんだか何人か右のはまさんの盤面が凄いことになっていて「ざわ…」となっていた模様。なんか4/3の飛行デーモンのトークンが5体とか。あるいは優勝候補なのかな?と思ったものの、とうとう自分の右を倒して、はまさんが自分の右に来ました。正直なところ、はまさんの盤面を見ても何がなんだか分からなかったので「えーと、ぶっちゃけどれが一番ヤバイの?」と周囲に聞いて「そりゃそこの《アクロゾズの狂信者、ヴィト/Vito, Fanatic of Aclazotz(LCI)》です」と言われたので自分でもテキストを読んでなるほどしつつ「んじゃとりあえず除去るね」と虎の子の「《失せろ/Get Lost(LCI)》」を即座に打ちます。そしてはまさんの猛攻。「そちらライフいくつっすか」「えーと、いまは74ですね」という会話を交わしつつ、空からデーモン軍団で殴られるも、こちらは全力でまだ手札にあった除去なども使ってしのぎます。結局、はまさんはこちらを倒しきれず、ライブラリーアウトだったか右から殴られたかで退場。
なお自分はこれで温存していた手札を使い切ったので《タリアンの日誌/Tarrian’s Journal(LCI)》を裏にして、死んだクリーチャーをもう1回だけ戻ってこれるようにしました。そろそろトップ8入りが見えてきました。にこにこします。

 

最後のターンマーカ―

18時20分に最後のターンマーカ―が除去されました。もとより「19時までで終了と主催から言われました」という感じで、待ちが発生しないので全員、さくさくプレイを進めます。この頃には脱落プレイヤーに割と一杯パックを渡しているのを見て「やったぁ」と内心で喜びました。あとはできるだけ生き残りましょう。

 

「188体でアタックします」

という声が聞こえたので目を向きます。なるほど3つ下のプレイヤーが、盤面はよく分からないものの2/2を188体並べていた模様(笑)。あー、こりゃこのプレイヤーが優勝かなー。あとはあれが1人ずつなぎ倒していずれは自分も死ぬな、と思いました。なのですが、このプレイヤーがそこそこ地上は残していたものの188体全部で殴りに行くというオーバーキルをやる(気持ちはわかる)。半分だけ殴りに行けばたぶんこのプレイヤーの優勝だったんだろうけど、そこで2つ下のプレイヤーがその隙に総攻撃をかけ、たぶんライフを30くらい取って倒しました。あ、最大の脅威が消えた。

 

勝ち筋はライブラリーアウト

この頃にライブラリーアウトで脱落するプレイヤーが続出して一気に終盤戦に。ジャッジと「そろそろ19時だけど…」「まあ、ここまで来たら最後までやりましょう」という会話をします。
自分にライフを稼がせてくれた左プレイヤーもライブラリーアウトで脱落しました(確か4位だったと思う。まあ、ほくほく)。このプレイヤーの1パックをゲット(笑)。

 

優勝

なんだかんだでとても強い盤面のプレイヤーが2位になりました。恐竜ごろごろ。ライブラリーの枚数はこちら5枚、相手も5枚…だったかな?このままならこちらが先に死にます。しかしここで自分が序盤で底に送った《浮遊石の巡礼者/Hoverstone Pilgrim(LCI)》を引いて展開。これで相手はライブラリーアウトで勝てる目はなくなりました。

ナイスアシスト

そこからは「残りライフいくつですか?」「76ですね」とかいう会話を交わしつつ相手の猛攻(トランプルつき多数)をしのぎつつもライフを30点とか一気に削られるものの、相手が「だめですライフも削り切れません。投了します!」ということに。すなわち優勝しました。19時40分。賞品はドミナリア・リマスター1箱と、何よりもかわすみ先生の描きおろし1点ものプレイマット。家宝にしましょう。

優勝!家宝をゲット!

 

感想

だいたいこんな感じでした。カードプールも爆弾レアなどなく、別にプレイングが適切だったわけでもなく(山ほど細かいミスはしてます)、まあ左を殴りに行かずに協力関係を築けたのが明白な勝因ですが、基本は。「獲得0パックでした」で終わってもなんの不思議もなかった展開でした。とりあえずこれが多人数戦というものではありましたね。

マジックたのしー。


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