6台目のドライブを追加
ジョーシンに追加発注した6台目のドライブが5/18午前に到着したので、さっそく空いていたベイ2にセット。当然ながら普通に認識しました。よし。
本来は最初からこうあるべきだった。
「ストレージマネージャー」を起動すると、すでに存在するRAID5(ドライブ13456)に加えて、ドライブ2が未使用の状態に。
ストレージプールの拡張
そこでRAIDを選んで「ストレージプールの拡張」を実行すると、ドライブ2が選択できるようになったので実行しました。
RAID5の再構成には時間がかかるでと聞いていたものの、どれくらいかかるものなの…というのは未体験だったのですが、表示された見積もりを見て「お、おう」な感想。3日以上かかるのかー。まあ、おとなしく待つしかないんだけど。

再構成時に障害が発生したら?
このまま何ごともなく3日後に「終了しました」が出れば、あとは普通にこの100TBのストレージのNASに本格移行してガンガンいまのNAS(1台8TB)に貯めたヤツをどんどん入れるで…と思うとウキウキ気分。
しかしふと「ところでこの3日の間に、たとえば停電が発生して強制終了したら、いったいこの作業中のRAID再構成はどうなるのだろう?」ということの可能性に思い至ります。
ぼくはRAID技術についての知識はゼロに等しいと思うんですけど、おそらくは「たぶん最悪の場合で、すでに存在していた5台も巻き込んで全部のデータが消去されて失われる可能性はゼロではないのだろう」とは思いました。
まあ、いまは「お試し」として、せいぜい100GBくらいのデータをNASに入れてみただけだし、まだ元のデータも消去してないから、これが「いま」全部失われること自体は、ぜんぜん別に構わないんですが。
でもいまはともかく、仮に将来、この100TBのRAID5がパンパンになったときに、そのうちの1台のディスクがエラーになってディスク交換が必要になったら、そしてそのときの作業中に停電が起こったらどうなる?という話です。
そしてこれも深く考えるまでもなく「まあそのときは、おそらくは最悪でRAID5が破壊されて、その中にそれまで入っていたデータは永久に失われてしまうのだろうな」という結論に至りました。いや、さすがにそれじゃ困るだろ(笑)。
そんなことで必死に貯め込んだ100TBの自分のデータが全部永久に失われたら、泣くになけんし「RAID5なんかにしなきゃ良かった…」という話になり兼ねない。
再構成の前にバックアップ!
「じゃあどうする?」という話ですが、これはもう、誰がどう考えても「そういう事故の可能性も想定される以上は、ドライブ交換の前にRAID全体のバックアップを取ってから作業にかかれ」という話にしかなり得ません。作業手順には常に書いてある話ですね。
まあそれしかないよなあ…って、ちょっと待て、もしかしてそれってつまり100TBぶんのバックアップを取ってからドライブ交換の作業にかかる必要があるってことかい?と今さらながら気がつきました(笑)。
そのための100TBのストレージは一体我が家のどこにあるんだ…ていうかもしかして、いまこうして頑張って組んだNASとドライブ6台をもう1セットおかわりして買うべきなのか?ここでまた100万円くらいかけるべきなの?という話(笑)。
おそらく、仮にそれをやるなら「もう1セット買った」うえで、バックアップというよりは「全部のデータをコピー」したうえで、1台がいかれたNASの故障ドライブを新品に交換したうえで、旧NASを初期化したほうが早いと思います…。その頃には32TBドライブくらい出ているかもしれないし…。
まあ、いざそのときに、貯金に100万円くらいの余裕があったらうっかりそうしてしまう可能性もゼロではないと思ったものの、さすがに少し正気に戻ることにしました。
結論:失われたら絶対に困るヤツだけ作業前にバックアップ
そもそも、今は100TBのストレージを構成したけどまだまだ余裕はあるし、いつかはコレも一杯になるのでしょうけど、いずれにしても正直「この100TBのデータは絶対に絶対に失いたくない!」ものでも何でもないな…と気がついた次第。
むかしVHSテープからダビングしたエロビデオの動画データみたいなのも普通に含まれているので(笑)
つまり率直に言って「自分自身が作成したデータ」、つまりむかしの自分の同人誌の原稿とか、その類の「失われたら二度と取り戻すことはできない」ものくらいは、自分が生きている間くらいは自分の手元に残したいので、こういうのは再構成作業中の万一の事故などでも決して失われないよう、つまり再構成の前にバックアップを取る対象にすればいいという簡単な話ですね。
反面、大半のデータはどうでもいい…とまでは言わないけど、少なくとも「数日かかる再構成中に停電が発生した」みたいな、とても不幸な偶然が重なってしまったのならさすがにもう諦めてもいいだろうというレベルのデータであるという話です。もともと、何事もなく数日を乗り切れば、それはこれまで同様に普通に使用可能になるわけなので…。人生、諦めも肝心。
あとは「で、その絶対に失われたくないデータってのは、どれくらいあるの?」な話なんですが、これはまあ「正確に計算してないけど、せいぜい10TB?」という感触だったので「じゃあそれだけをバックアップすればいいや」という結論に。
もとより、今回の100TBのNASの導入で、それまで使ってきたバッファローの16TBのNAS(RAID1なので実質8TB)が何台も余るので、それの1台2台を手元に残しておいて、ドライブ交換時にはそれを使えばいいという結論になりました。
では、あとはRAID5の再構成が終わる、2日後に!
再構成完了(2025/5/22)
22日(木)1:30、無事に再構成が終わりました。
日曜の昼過ぎに始めたから…ざっと3日半ですね。見積もりは正確でした。

将来、この6台のうちの1台がいかれたら交換とリカバリになるでしょうが、その際には…まる一週間くらいかかるんでしょうかね?
これであとは、この中に現行のファイルをガンガンとコピーして整理するだけなので、ここであんまり書くことはもうないです。
ともあれ、楽しく整理を続けたいと思います。
(おしまい)
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