ちょっとXで見かけたサークルさんのご意見などをもとにメモ書き。基本的には「これはやめたほうがいい」「これはいい」な話を書いています。
支払うおカネで遊ぶな
僕らは通常、お目当てのサークルの所でお金を出してそこの同人誌なりを入手するわけですが、この際に支払うおカネで遊ぶのはやめましょう、という話。
具体的には、いまは通常は流通していない古い紙幣や硬貨で支払う行為を指します。
- 今はほぼ見かけなくなった旧札(岩倉具視、伊藤博文、聖徳太子など)
- 今はほぼ見かけなくなった硬貨(穴なし五十円玉など)
- 二千円札
- 記念硬貨(千円銀貨とか10万円金貨とか)
- 1円玉とか10円玉を10枚単位でまぜる
などですね。くどくど説明する必要は、たぶんないでしょう。
いまは新札切替時期なので、さすがに旧札と言っても「福沢諭吉」「夏目漱石」とかはOKだと思いますが。
同人誌即売会はおカネのやりとりを行う場であり、加えて「とても忙しい」場です。大手は言うに及ばず、弱小サークルですら自分が回るのも忙しい。
そして現実に「釣銭詐欺」を行う輩も普通に警戒する必要があり、「500ウォン硬貨」で支払おうとする詐欺師も出没するようです。はっきり言って、大手でなくても常におカネのやり取りにはなるべく早く、間違いのないように気を使っています。
このことを考えれば手が止まったり、受け取った相手に疑念を持たれる可能性もあるような、旧札や旧貨幣、二千円札や記念硬貨の使用は控えるべきなのは明白です。トラブルの種にしかならないので。
何よりも、もしかしたら本人は「面白い」「ウケを取れる」と考えて準備しているのかもしれませんが、やられたほうは全然面白くないんですよ、あれ。
支払いのおカネで遊ぶのは、もうやめましょう。
もちろんサークル側が面白がって「ルーブルでの支払いも受け付けます」「石丸券での支払いも受け付けます」とかやっている場合は、別ですが。石丸券って何ですか?
差し入れの際に考慮すべきこと
即売会でのサークルさんへの差し入れ、いいですよね。僕もやっているサークルさんもあります。
でも、貰った相手が困るようなものは、やっぱり控えましょう。まあ、さく…それをネタにするようなサークルは別ですが。
腐るものは絶対NG
- 自作のお菓子など
- 市販でも生ものお菓子など
- 冷凍が必要なもの
いまどきは知らない人から貰った何が入ってるか分からないものを口にする人はいないでしょうけど、たとえ知り合いであっても、会場のその場で食べるなら別ですが、持ち帰るまでに痛んで食中毒の可能性もあります。
基本的には、仮にその場では受け取っても、間違いなく後でゴミ箱に直行です。これはやめておきましょう。
溶けるものはNG
それに準ずるものとして、たとえ市販の干菓子であっても「溶けるもの」も控えるべきです。その場で食べて貰える関係なら別ですが。
- チョコレート
が代表選手。溶けたらおいしくないですよね。あと同じカテゴリに入るものとして
- 冷えた物(ジュース、ビール)やアイス
も控えましょう。これも、その場で相手に飲んで貰えるなら話は別なんですが。これはNGの理由が微妙に異なるんですが
それを荷物として机の下とかに置いておくと、結露でびしょびしょになって他のモノや本にダメージが出る可能性があるからです。控えましょう。
冷えているわけでもない缶ビールとかなら別に構わないと思います。
自分の名前を添付(GOOD!)
これもXで見かけたご意見なのですが、差し入れをする際には、自分の名前を書いた紙を添付しておくというのは、良いアイデアだなと思いました。やりましょう。
あと、ちょっとした「メッセージ」をつけるのも、とても良いですね!
もしかしたら自分では「オレ。オマエ。トモダチ」の関係であると思っていても、もしかしたら相手はそれほど自分のことを覚えておらず「…誰だっけ?」と思いながら話を合わせていることもそれほど珍しくありません。
ましてただの「作者と読者」の関係なら、なおのこと。ふだんSNSで相互フォローしていたり会話を交わしている程度では、顔を覚えてないのも普通なのでは。
だいいち同じ壁際サークル同志の漫画家仲間ですら顔と名前が一致していないことも珍しくないんですよ。コミケ会場でサークルスペースに居る際のサークル主の知能は著しく低下しているという事実も把握しておきましょう(やめようこの話題)。
第一、サークルスペースに本人がいないことだって珍しくないじゃないですか。
せっかく少なくない労力やおカネを使って「相手に喜んで貰おう」と思って差し入れをするのですから、相手の記憶にとどまるよう、差し入れには自分の名前くらいは書いてつけましょうという話。
「ポストイットを貼る」「包装紙に貼る」「手提げ袋とかに入れるならその手提げ袋に」など、いろいろあるようですが、まあこのへんはご自由に。
「同人誌をあげる」のは別にいいんです。あれは普通、その本にくれたひとの名前が書いてありますから、後からでも分かります。
せっかくだから、楽しいコミケにしようではないですか。
ほんじゃーね(思いついたら追記します)。
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