いつものネタバレ全開の感想です。
うぇぶりの無料公開は次のサンデーが出る10/22になる筈ですので、ネタバレがイヤな方はここで読むのを止めるか、うぇぶりに課金して電子のサンデーを購入するか、紙のサンデーを物理で購入してからにしてください。
センターカラー!
公式ではフリーレン一行のカラーが紹介されたのですが、1コマだけとはいえユベのバトルシーンも!(制服の色が判明したので重要…もっともコレだと薄暗いだけで純白か灰色かも断定できませんけど…白黒ページの感じだと純白かなあ。
休載前の大サービス振りとはいえ、しばらくコレだけでも生きていけます…。
レーヴェの回想
先週の予告からは、そろそろレーヴェの「ゼーリエ暗殺の動機」についても、ちゃんと宿題を済ませておく時期だよな…と予想していたので意外性はないのですが、センターカラーのサービス以外は今回は全部この話でした。いよいよ「帝国編」も材料を全部出しての「解決」に入る頃合いなのでしょう。
レーヴェと師
- 爺と夕刻の夜空を見ながら話すレーヴェ
- 「宵の明星」ということで、この世界にも金星があります(笑)
- やはりレーヴェは南側諸国の出身
- レーヴェの旧名はヘルト
- この爺はただの執事ではなく、かつてのレーヴェの師(えっ?)
- でもレーヴェはかつての師と2人のときでも使用人扱いの口調を崩さず
- レーヴェのいまの公式の身分はファルシュの記憶通りの北側諸国「ロベルーア領の総督」で確定
魔法=戦争の道具
- 南側諸国での魔法の位置づけ
- 魔族でなく人間同士での凄惨な魔法戦争
- 過去2回の魔法による悲劇(兄を失う、街ごと失う)
- 倒れていた勇者ヒンメル像を起こす
- すでに勇者パーティーが魔王を倒した後の話です
- レーヴェ(ヘルト)の年齢の推定材料
- 勇者ヒンメル像を通しての師との出会い
- この国の最強(あくまでこの時点でですが)の戦士レーラー
- 師を通しての勇者ヒンメルへの憧れ
- 「勇者ヒンメルならきっとそうする」という師の言葉
ここでヒンメルの話につなげるとは…ごくり。
次回、三度目の”魔法”
これは作者でなく編集がつけたアオリの筈ですが「公式」扱いのネタでいいと思います。最後にさらっと書いてあるのに気がついて思わず声が出ました。
- 普通に読めば次回は「魔法による大惨事」の回想。
- 相当に悲惨な内容の過去エピが展開されるのでしょう。
- レーヴェが「魔法のない世界」を望むに至った主因の筈
- それがそもそもゼーリエ暗殺を考えるに至った動機でもある筈。
- 帝国編で伏せられていた最大のカードかな?
- まあ、まだフラーゼの謎とかラントの両親の話とかもあるけど…。
逆に言えば、これさえ平和裏に解決できれば「そもそもレーヴェが魔法のない世界を望む理由がなくなる」「ゼーリエ暗殺を企てる理由もなくなる」ので、これはどうやらゼーリエ様の死亡回避ルートが開いたかな?と思ってます。分かりませんけどね。
あと正直、前回まではレーヴェに好感を抱ける要素は正直あんまりなかったんですけど、今回の話を読んで「やっぱりコイツもいいヤツだった…」というのが自分の率直な感想。
まあフリーレンの登場人物は概してそうなんですけどね。たとえ魔族や悪役であろうとも、話をひっかきまわすだけで「とっととくたばれ豚野郎」な感想しか抱けない、頭や性格が悪くて胸糞なだけのキャラは基本的には登場しない世界。
あとはどのようにレーヴェが改心…というより「心を溶かす」展開になるからでしょうけど、まあこれは基本「今後のお楽しみ」ですね!
いちおう無理のない範囲の想定で「いま見えている材料」としては
- レーヴェとフリーレンとが出会って会話をする
- そこでヒンメルの名前が出る
- フリーレンから語られるヒンメルの過去(ヒンフリの新エピか!?)
- 改心するレーヴェ
あたりが落としどころだと思いますが、そこまで単純な話ではないかもしれません。
賢明な皆様はお気づきかと思いますが、これはヒンメルのフリーレンへの名言「生まれて初めて魔法を綺麗だと思った」につながり得る話でしょう。
これはフリーレンと出会うまでのヒンメルが「生まれてからこれまで、醜い戦いの魔法しか見てこなかった」ことを意味するセリフであり、この「くだらない花畑を出す魔法」を、フリーレンがフランメから教わって、それを使うことでヒンメルと出会えたというのは、ヒンフリ厨でなくてもおさえておくべき「フリーレンのとてもイイ話」です。
ところで今さらですが、ヒンメルって南側諸国の出身だったりしましたっけかね?(記憶をサーチ中…)
ともあれ、ますます帝国編の今後と、終わり方が気になってまいりました。
次号より休載です
という所でこうなりました。まあ、これについてはこちらに書きましたが、基本的には充分に必要な休息を先生お2人には取っていただいたうえで、リフレッシュして連載再開を心から待ちたいと思います。いつになるかは不明だとしても、待てますので。
いやあ「葬送のフリーレン」って、本当にいいものですね。
(おしまい)
コメントを残す