ブログのタイトルは、すこし悩んだけど緊急度を考えて直球で行くことにしました
主旨
タイトルの通りです。これは単なる「テンバイヤーを太らせるな、やつらを干すために、みんなで我慢して団結しよう」というモラルに基づく呼びかけではありません。
単純に、いまのメルカリのシステムには出品者が落札者を騙せる仕組みが完備されているので、せめてそれに騙されることだけはやめたほうがいいよー、という話です。少し前まで試してみるまで、自分も知らなかった話でもありますが。
以下、だいじな話を重点的に記していきます。
大量の「SOLD」に騙されるな
このブログのタイトル画像は、しらない方がXに上げていたポストの画像から引用したものですが(使わせていただきます)、いまメルカリでコミケのリストバンドを検索すると、こんな感じの結果が表示されることもあるようです。
これを見て「こんなボッタ価格でも大量のひとがこのテンバイヤーから購入してしまうものなのか!」とか思って、テンバイヤーに怒りを抱きつつも自分でも仕方ないのでこの値段を出してメルカリで買おう…としてはいけません。騙されています。
これは明確な「ボッタクリ価格での相場の吊り上げ」を作るための架空出品です。
一番簡単な見分けポイントは「同じ写真を使用している」ことですね。これは明確に「これは現物を出品者がこれだけ購入したうえで出品しているわけではない架空出品」ということを意味しています。
なので「こんなに大量に、1人の怪しい人間に本屋はリストバンドを売るなよ!」とか怒っても仕方ありません。本屋でそれを買った人間は実在していないので。
「でもSOLDがついてるじゃん?」とか騙されてしまうかもしれませんが、これはメルカリが「実際の売買を成立させなくてもSOLDマークをつけられるシステム」であることを理解する必要があります。これもこのブログで注意喚起をする主旨です(次項)。
売買をしなくてもSOLDをつけられるメルカリの仕組み
誰でも推察できる話でしょうけど、これはテンバイヤーが複数のメルカリのアカウントを使って自分で自分の出品物を「購入」しているだけの話であると断言して良いでしょう。
僕はテンバイヤーの内部犯でもメルカリの関係者でもないので「それを示す直接の証拠」など出せませんけど、テンバイヤーのヤツラにはそれをする明確な動機があり、それは実行が容易でノーリスクであり、何よりもメルカリがそれをシステム上、容易にしているからです(これを知らない方に伝えるのが、このブログを書く一番の動機でもあります)。
まず根本的な話として、ふだんヤフオクなどを利用しているかもしれない僕らは「そんな出品と購入を自分で何十点もやったら、メルカリに払う手数料が莫大な金額になるんじゃないの?」と思うと思います。ぼくもそう思ってました。
でも実はこれ、1円もメルカリに手数料を払う必要がなく誰でも実行可能なんですよ。鍵はメルカリの「キャンセル」機能にあります。
メルカリの「キャンセル」機能
メルカリでは誰かが出品した品物を別の誰かが「購入」して入金をすると、その時点で「SOLD」マークがつきますが、実は出品者はそれを無視して「発送を行わないで、いつまでもそのまま放置」することが可能になっています。ヤフオクを平素利用している自分からは信じられないような話でしたが、これは事実です。
次の2枚の画像は、実際に自分がメルカリで「購入」したものの、すでに一か月放置されておりこちらの問い合わせも無視し続けている、知らないひとからのサンデー出品に関する画面です。

そして数日(1週間?)くらいすると、購入したユーザーに対して「この購入をキャンセルすることが可能です」という掲示が出ます。

そして「キャンセル」を行った場合、その取引はなかったことになるので、購入者には全額返金され「SOLD」マークも消えますが、出品者のメルカリへの手数料支払いも1円も発生しません(の筈です)。
おわかりいただけましたでしょうか。つまりテンバイヤーが大量のリストバンドの吊り上げ目的の架空出品を行ったうえで自分のサブ垢でそれを「購入」し、コミケが終わった後でそれを「キャンセル」することにより、それは一時的なメルカリへの代金や手数料支払いが必要になるかもしれませんが、それはコミケ後に全額返金される筈の種類のものなので金銭リスクはほぼゼロです。それでコミケ直前まで高値の「SOLD」マークをつけられるのですから。
だから「SOLDマークには騙されないように」と言っています(本題、終了)。
不正出品に関するメルカリの対応
もちろんこんな「購入したのに商品を送らない」「架空出品」の行為はメルカリの規約ですら「禁止行為」に入っています。これを「通報」するボタンもあります。

でも率直に言って、通報してもこの不正出品者に対してメルカリ運営が何かの対応を行う気配はゼロですね。
実のところ、最近の自分は相手に「キャンセルする気はありませんが発送していただけませんでしょうか」「1日1回メルカリ運営に通報しています」とか丁寧な言葉で警告したうえで本当に毎日そのように通報しています(笑)。単にクズを見たくないだけなら、とっととキャンセルしてこいつをブロックして忘れてしまえばいいのですが、それをする権利を保持するために700円を積んでいるようなもの。
まあ、まだサンデーのこの号を入手できていないというのも理由のひとつですが…。このまま続けてもコイツから手に入らない可能性のほうが高いとは思いますが、いちおうこのチキンレースを続けています。まあ別途入手できれば、さすがに切って返金しますが。
メルカリが「泥棒市」と呼ばれる所以でもありますね。
メルカリの評価システム
ここまで読んで「でもこんなこと日常的にやっていたら、こういう不良出品者へのマイナス評価とかが酷いことになるのでは…」という疑問を抱いた貴方。あなたは正しい。そして間違っています。ぼくもヤフオクしか知らないときは、そう思ってました。
しかしながらメルカリというのは「出品者・落札者への評価は、その取引が完了した時点で行える」というシステムなんです。
つまり前記のような「ふざけるな出品者」であろうとも、こちらが根負けして「キャンセル」して返金して貰ったら、そいつに悪い評価をつけることすらできない糞システムなんですよ。だからそいつに「悪い評価」がついていなくても、これはなんの信用も担保しないのです。
この話、少し前に「マジック・ザ・ギャザリングで偽物のカードを売ろうとしたヤツ」から買い取ったひとのnoteを読んだときに「ウソだろ?」と思ったんですが、本当でした。
数万円のカードを売りつけた相手から「これは偽物では?」という疑惑の指摘が入るなり、それを返せとも言わずに「この取引をキャンセルしてください」で済ませようとしたらしいです。最初から偽物を売ろうとしたのでない限り、あり得ないよね。でも数万円を返して貰うためにキャンセルしたら、そいつに悪い評価すら残せない…。
メルカリが「泥棒市」と呼ばれる所以でもありますね。
結論:せめて賢く使いましょう
そういうわけで泥棒市であるメルカリは、システムは「本当に悪質なヤツらを取り締まる気がゼロ」という点でマジ糞で、しょうじき「まあ利用しないで済むならそれでいいんじゃないの…」とも思ってますが、反面、別に不正をする気などなく手近なものを適価でさばきたいだけという普通の大半の利用者から「定額」で偽物の気配もない何かを購入したい方であれば、実のところそれほど悪い選択肢ではないと思っています。しょーじき、ヤフオクよりかなり気軽に売買できます。
ただメルカリでの「購入」はいいのですが「オークション形式」については問題があると思っているので、僕はアレはやめたほうがいい…と思ってますが、これは別の話なので今回はしないでおきます。
ただまあ、その場合でもメルカリよりはヤフーフリマ(ヤフオクとは別)にしておけば良いのでは…とも思っておりますが。
いずれにせよテンバイヤーのような悪質さが見える出品者からの出品をメルカリから買うのはやめとけ、という結論は動きませんので、それをこのブログの結論にしたいと思います。
(おしまい)


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